冬山造材 その2

この冬は全道的に雪が少ないですが、ここ南富良野も同様に少ないです。

1月16日現在、幾寅のアメダスデータによると積雪深は20cmで例年の半分ほどとなっています。

町にある「国設南ふらのスキー場」も小雪の影響でオープンが遅れましたが、現在は営業しています。

ぜひ皆さん遊びに来てください。

さて、冬山造材です。前回、定性間伐についてお話ししましたが、定性間伐に対して定量間伐があります。

定量間伐は作業効率の向上により事業費を節約して山林の価値を高める狙いで行われる間伐です。

写真は列状に間伐を行う列状間伐で定量間伐の一種です。選木をする手間を省き機械的に間伐をする列を定めることで作業効率が向上して事業費が節約され山の価値が高まります。

定性間伐と定量間伐はどちらが優れているといったことはなく、対象となる森林の樹種、生育状況、地理的条件など様々な条件を勘案して、最適な作業を選ぶことにより山林の価値が高まることになります。