危険生物対策その1

 猛暑もお盆を過ぎたあたりからすっかりおさまり、過ごしやすい気候になってきました。今朝の気温は11度ほどと肌寒いくらいです。

ヒトが過ごしやすいという事は、ほかの生物も過ごしやすいのか、活動も活発になります。例えばスズメバチ。スズメバチはハチの中でも大型で攻撃性、毒性ともに高く巣の防衛のためならどんな相手にも襲いかかります。これからの時期に集団の個体数が最大になるため、働きバチは盛んに他の昆虫などを狩猟し巣に運びます。当然、われわれヒトが屋外で作業していれば遭遇する確率も高まります。

 

  写真はアナフィラキシー補助治療剤のエピペン。ハチの攻撃を受けてアナフィラキシー・ショックに至った場合に使用します。アナフィラキシー・ショックに至ると血圧が低下し意識障害などのショック症状を引き起こし、命を脅かす危険な状態になることもあります。症状が見られた場合にはエピペン注射をするとともに救急車をためらわずに呼ぶことが必要です。刺されないに越したことはありませんが、万が一のために全職員がエピペン注射を携帯しています。